Fairy Story
Posted in 未分類 on Apr 10th, 2008
肉はじっくり煮込んでもおいしい。ラーメン屋で食べられるチャーシューは、豚の肩ロースやバラ、モモなど部位はバラバラだが、おしなべて長時間煮込んで作っている。三十分程度でも歯ごたえのよいチャーシューができるが、5~6時間もじっくり煮込めば、口に入れた瞬間溶ける、肉とは思えない食感になる。
肉というのは屠場ということろで解体されている。現代の屠場は設備が良くなり、機械によって作業される工程も数多くある。だが、職人による「手剥き」という解体作業もやはり必要で、ベテラン職人の手剥きの技は、十年修業しないと身につかないほど難しいものだそうだ。毎日食べている肉とはいえ、奥深い背景があるんだな。
肉は江戸時代、幕府によってほとんど食べることが禁止されていたらしい。幕末になると先進的な薩摩や長州で少しずつ食べられたそうだが、徳川慶喜も豚を煮たものを毎日好んで食べていたらしい。貴族などは気持ち悪がって食べなかったが、長州の人は肉を「長州の魚です」と偽って食べさせたところ、大喜びで食べたそうだ。
肉料理というと、日本では、牛、豚、鶏が一般的。一時ジンギスカンがブームになったが、北海道以外では羊は特有の臭みが邪魔したのか、すぐにブームが終わってしまった。しかし、牛乳や専用のタレに漬け込んでから焼けば、臭みはほとんどなくなる。そう聞いたのでやってみたところ美味しかった。肉料理はなかなか奥が深い。




